一次性膜性増殖性糸球体腎炎(指定難病223)
いちじせいまくせいぞうしょくせいしきゅうたいじんえん
- 二次性や家族性のものを鑑別する上で、ご家族や患者さんの病気についての問診を行います。さらに、腎機能を調べる採血・検尿と腎臓の形態を調べる超音波検査などの画像診断を行います。確定診断には、「腎生検」による組織診断が必須です。
どのように診断しますか?
- 早期診断と治療により、蛋白尿及び血尿が減少または消失(寛解)し、腎機能が長期にわたり維持されることが期待されます。
この病気は治りますか?
- 早期診断には、検尿が有効です。 蛋白尿と血尿があり、さらに血液検査で補体の持続低下を認めた場合、「膜性増殖性糸球体腎炎」を疑います。この場合、腎臓を専門とする医師を受診することが大切です。受診した専門医では、血液検査、超音波検査など腎臓の形態検査、腎生検ですみやかに診断をおこない治療をはじめます。
この病気を早期に発見・治療するにはどうするのですか?
研究班名 | 難治性腎障害に関する調査研究班 研究班名簿 研究班ホームページ |
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情報更新日 | 令和3年9月(名簿更新:令和6年6月) |
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(公財)難病医学研究財団
(公財)難病医学研究財団
- C3 腎症患者を対象とした,iptacopan(LNP023)の有効性及び安全性を評価する,多施設共同,ランダム化,二重盲検,プラセボ対照,並行群間比較試験
- 特発性免疫複合体型膜性増殖性糸球体腎炎(IC-MPGN)患者を対象とした,iptacopan(LNP023)の有効性及び安全性を評価する,多施設共同,ランダム化,二重盲検,プラセボ対照,並行群間比較試験