奇形症候群分野|症候性頭蓋縫合早期癒合症(クルーゾン/アペール/ファイファー/アントレー・ビクスラー症候群)(平成22年度)
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1. 概要 | |
症候性頭蓋縫合早期癒合症は大項目であり、代表する疾患はクルーゾン/アペール/ファイファー/アントレー・ビクスラー症候群である。各疾患は、多彩ではあるが類似の症状を呈し、中でも顔面低形成が原因となる睡眠時無呼吸は時に致死的である。 | |
2. 疫学 | |
約6万人から18万人に1人出生。本邦での患者数は不明。 | |
3. 原因 | |
疾患ごとに責任遺伝子が判明している。 | |
4. 症状 | |
顔面低形成による睡眠時無呼吸、頭蓋縫合早期癒合、水頭症、Chiari奇形、環軸椎脱臼、脊髄空洞症、外耳道閉鎖・狭窄。 | |
5. 合併症 | |
閉塞性呼吸障害、感染 | |
6. 治療法 | |
外科的治療(顔面骨延長術、頭蓋骨形成術、気管切開術など)。 | |
7. 研究班 | |
症候性頭蓋縫合早期癒合症(クルーゾン/アペール/ファイファー/アントレー・ビクスラー症候群)の治療指針の作成および新規治療法の開発研究班 |