後天性赤芽球癆(指定難病283)

こうてんせいせきがきゅうろう

(概要、臨床調査個人票の一覧は、こちらにあります。)

治療(免疫抑制療法)を中止することはできますか?

日本における全国調査研究により、特発性赤芽球癆においてシクロスポリンの中止は貧血の再燃と強く相関していることや、胸腺腫関連赤芽球癆においても寛解維持療法が継続されている患者さんが多いことがわかっています。貧血の再燃後は最初の治療よりも奏効率が低くなることもわかっていますので、再発を防ぐことが大切です。薬の副作用に注意しながら、必要最小量の免疫抑制薬を継続することが一般的に行われています。

情報提供者
研究班名特発性造血障害に関する調査研究班
研究班名簿 研究班ホームページ
情報更新日令和3年9月(名簿更新:令和6年6月)